焙煎の際に選別し取り除かれた欠点豆。
これらは通常捨てられる運命ですが、ヤマドリでは染料として再利用しています。
月出工舎には染織工房もあり、焙煎工房で出てきた欠点豆を工舎内にある染織工房に持ち込んで作品として染め上げます。
作ったコーヒー染液に染めたいものを漬けこみ、煮込む → 水洗い → 煮込む → 水洗い...の繰り返し。
水洗いでは液を落とすために何度も水を入れ替えます。
シルクスクリーンによる印刷。こちらもひとつひとつ手作業て刷ります。
同じ豆でも、媒染剤(チタン、鉄など)の種類や生豆・焙煎後の豆の状態によって色味が変わり、様々な表情を見せてくれます。